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タイル施工方法の1つ「接着剤張り工法」とは?

query_builder 2022/01/15
コラム
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タイルの施工方法の1つに「接着剤張り工法」があります。
接着剤張り工法は、外壁や室内壁にタイルを張り付ける際に利用されていますが、どのような特徴があるのか知っていますか?
当記事では、接着剤張り工法の特徴とメリットについて紹介します。

▼接着剤張り工法とは
接着剤張り工法とは、クシ目ごてを利用して有機質接着剤を薄く塗り、タイルを揉み込むようにして張り付ける方法を指します。
タイルを張り付ける一般的な方法として普及しているため、日本中の多くの建物で利用されています。

■タイル施工に接着剤張り工法を採用するメリット
接着剤張り工法は乾燥による収縮を吸収し、ひび割れや剥離が発生しにくいことから耐震性に優れています。
モルタルのデメリットであった剥離を防げるため、数ある施工方法の中でも注目を集めている方法です。
またモザイクタイルやレンガタイル、スライスレンガなど幅広いタイルの張り付けが可能という汎用性の高さもメリットの1つと言えるでしょう。

▼接着剤張り工法の種類
■全面接着剤張り
「接着剤張り工法=全面接着剤張り」と捉えられることが多いです。
タイルの裏あし高さによって、使用するクシ目ごての大きさが変わるなど制限があるのが特徴です。

■両面塗布全面接着剤張り
両面塗布全面接着剤張りは、タイルの裏面に大量の接着剤を塗り込んで下地に張り付ける方法です。
レンガタイルやALCパネルなどの、裏あり高さ2.0mmを超えるタイルに適用します。

▼まとめ
接着剤張り工法はあくまで、工法の1つに過ぎません。
タイルの性質に合わせて工法を変えていきましょう。
当社ではタイル施工を担当していますので、ご希望の方はぜひお問い合わせください。

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